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こんにちは。フミです。
今回は節税について書きたいと思います。
目次
そもそも節税になるのか?
そもそも論の話になりますが、世間一般で言われている節税対策というものがありますが、結果的には大半が同じ額の税金を納めている事になります。
例えば代表格の中古車5年落ちで節税、倒産防止共済で節税、などがありますが、どちらも単年度の節税にはなります。
車であれば1年で落とす事もできますし、倒産防止共済も満額240万まで全損で落とす事ができます。
しかし、将来的にいずれ車を売却したりすれば、減価償却した分は課税対象になりますし、倒産防止共済も解約すれば収入計上する事になりますので、結局いずれは課税となります。
なので節税とは利益の繰り延べである事を理解する事が大切です。
節税の有効的な使い方
では節税の有効的な使い方ですが、基本的に資金力がない時には企業の体力もありません。
なので節税できるもの、外部留保できるものはしっかりやっておき、内部留保を高めておくことがまずは最優先項目となります。
そうすれば利益が繰り延べされる分、キャッシュが一時的ではありますが、手元に残る事になります。
キャッシュがある分、運営は安定化しますので、その後の運営が良好に進む可能性があります。
そして体力が出てきた時に納税をしていくというのが一番効果的な使い方だと思います。
無駄な節税はやめるべき
中には意地でも税金を払いたくないという人がいますが、そうやって利益をつぶす為にいらないものを買いまくる事は結果的にキャッシュを失う事に繋がります。
それであれば素直に納税した方が残りますのでよっぽどいいです。
余裕もないのに、ちょっと調子がよくなってすぐ経費だからと高級車などに乗るというのは愚の骨頂だと思います。
自己資本比率を高める効果がある
一時的とは言え、利益を繰り延べする事ができますので、自己資本比率を高める事ができます。
そうすれば銀行評価も上がりますので、金利の優遇や条件などの優遇が受けられるかもしれません。
本来の節税は企業体力を付ける事を優先して有効活用していくものだと思っています。
その為には自己資本の確保は重要です。
まとめ
いくら節税してもいずれは納税する事になるという事を理解する事が大事になります。
不動産であれば買った後しばらくは償却などで優遇されていても、切れたり、売却する時にはその分納税する事になりますので、結果はあまり変わらないというのが私の本音です。