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減価償却は多い方いいのか?【節税効果はあるのか?】

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こんにちは。フミです。

 

今回は減価償却について書きたいと思います。

 

よく言われるのが不動産は償却が取れて節税になるという話が出ますが、本当に事実なのでしょうか?

 

私なりの見解を書きたいと思います。

 

目次

 

 

減価償却のメリット

 

減価償却の最大のメリットは何と言ってもお金が出ていかない経費にあります。

 

実際に利益が300万出ていたとしても、償却が300万あれば、利益は0。

 

納税額はなくなります。

 

なのでよく投資の営業トークの中に節税効果がありますよというのはこういったカラクリです。

 

特に中古物件で耐応年数【木造22年】などを超過しているものであれば、5年などの短期で償却する事が出来る為、大きな額を経費計上する事ができます。

 

なので車など耐応年数が切れた5年落ちの中古を買ったりするのはそういった意味合いがあります。

 

 

本当に節税になっているのか

 

こうなると、非常に節税効果の高い物である事は間違いありません。

 

実際に短期で見た場合は資金繰りの面でも非常に助かるものなので、節税にはなっていると思います。

 

ただ問題なのは、実際に売却をするとなったときに出てきます。

 

 

売却利益は、取得価格との差で決まる

 

資産を売却する際には、基本的に取得価格と売却額との差が譲渡利益となります。

 

なので1000万で購入したものが1500万で売れれば500万に対して課税されるというものです。

 

ですが、この1000万で取得したものが減価償却によって1円になっていたとすると、売却額は1500万なので、1499万9999円に対して課税されることになります。

 

償却というのは利益の先取りであり、結局売却する際には課税されることになりますので、よほどうまくやらないと節税にはならない可能性があります。

 

つまり遅かれ早かれ納税が発生するという事です。

 

 

源泉税が還付されて喜んでいるようではダメ

 

なのでサラリーマン大家さんになると、最初のうちは赤字になる事が多いので、源泉税が還付されることが多くあると思います。

 

これに喜んでいるようではダメだという事です。

 

結局後々払う事になるものを前借しているだけですので、税金かからないわーいと言っていると後で痛い目に遭う可能性があります。

 

 

減価償却は時間的猶予を貰っているだけ

 

節税というと聞こえはいいですが、今の資金繰りを安定させるための時間的猶予を貰っているだけにすぎません。

 

償却があるうちに如何に資金力を作っておくかが長期的に安定経営をしていけるかどうかを左右します。

 

なので規模の小さいうちに家賃収入に手を付けてしまっている場合、後々非常に苦しい事になるはずですので、資金はきちんとプールしておきましょう。

 

 

まとめ

 

節税にウルトラCは正直ないと思っています。

一喜一憂せず、慢心せず、コツコツとやる事が最終的に成功への道が開ける唯一の道だと思っています。

 

 

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