こんにちは。フミです。
最近よく耳にする事の中で、奨学金破産という言葉をよく聞きます。
本来明るい未来を作る為に、頑張って大学などに行っているはずなのにどうしてこういった事態が起きているのでしょうか?
目次
奨学金を払えなくなる人が多い
まず現実問題として、大学生の2人に1人が奨学金を活用して通学しているという実態があります。
つまり大学を親の負担のみで行かせることができているのは半分という事になります。
では現実でどれだけの割合が滞納している状況なのかと言えば、おおよそ10%の人が滞納状況にあるようです。
この背景として、大学費用は年々上昇傾向にあり、仕送りは減少傾向にあるのが現実です。
そして所得に関しても実態としては減少傾向にある為、当然余力はなくなります。
両親が連帯保証人となっている場合には、子供が払えないとなれば親に一括返済を求められますので、莫大な金額を支払う資力がなければ破産という事になってしまいます。
返済ができなければ信用に傷がつく
奨学金という響きで何となく支援金だと勘違いしている人も多いようですが、どんな形であれば借金です。
滞納すれば当然信用に傷が付きます。
クレジットカードが止まったり、新たにローンを組む事ができないなどのブラックリスト行きになる可能性があります。
まだ働いてもいないのに借金平均300万
奨学金の怖い所は、まだ働けるかどうかもわからない状態で莫大な借金を背負う事にあります。
平均で見るとおおよそ300万。
やってみるとわかりますが、この借金がいかに大きい金額かがわかるはずです。
毎月の返済額が小さい場合もあるかもしれませんが、毎月15000円ずつ支払ったとしても、17年間ほど支払う計算になります。
完済は40歳近い事を意味します。
大卒=高収入ではない
大学に行かないと高収入にならないと考えている人も多いようですが、実態としてそうなれる人は一握りです。
平均年収を見てみれば一目瞭然。
今の社会は学歴ではなく、実力主義です。
大手企業に入れば成功と考えているのであれば、甘い考えであると言わざるを得ません。
終身雇用はすでに崩壊し、年功序列も撤廃されて久しいです。
むしろプライドの高い大卒よりも、素直な高卒を採用するという企業すら出てきている状況です。
社会に出ると、学歴は一切通用しません。
きちんとした理由がない限り、大学に行くメリットはない
個人的な意見ではありますが、きちんとした理由がない限り、大学に行く理由はないと思っています。
確実に理由もないのに、1000万近い金額を投入するのは、もはや投機です。
行かなければなれない職業だったり、明確な目標があるのであれば、ぜひとも進学して頂きたいと思っていますが、大半の場合はそうではないはずです。
やりたい事を見つける為にという人もいますが、その目的では投入する金額があまりにも大きすぎます。
一般家庭で優良な方でも一年に100万貯めればいい方と言われていますので、10年分の資金力を使い果たす事になります。
まとめ
この手のニュースは本当に目にするようになりました。
良いと思って進んだ道ではあるのですが、社会に出てみれば、実際には理想と現実がかけ離れていたというのが本音だと思います。
一番大事なのはいかにお金を稼いでいくかという所になります。
優秀な成績を出す事も大事ですが、社会に出た後の事も考えて頂ければと思います。
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