こんにちは。フミです。
今日は宅建の事について書きたいと思います。
数ある資格の中でモンスター資格と言われるほど受験数が多い資格が宅地建物取引士、通称宅建です。
なぜこんなに受験数が多いのかと言われれば、それだけ有効に使える可能性があるという事になります。
士業の中では比較的入門編の資格ですが、年々難化傾向にあります。
それでも取得するメリットは十分あると思っていますのでぜひチャレンジして頂きたいと思います。
目次
宅建を持つ人にしかできない仕事がある
不動産業務の中には宅建を持つ人にしかできない仕事があります。
・重要事項の説明
・35条書面への記名押印
・37条書面への記名押印
これらが宅建を持つ人にしかできな仕事になります。
賃貸を借りようとした時に、色々と細かい説明があったと思いますが、それが重要事項説明です。
細かい所の注意点や入居する時の注意点、説明義務がある箇所などを伝える大事な仕事です。
また、35条(重要事項説明書)37条(契約書)への記名押印も資格保有者のみする事ができます。
なので入居案内などはスタッフでもできますが、最後の契約と説明、記名押印は資格保有者しかできない業務となりますので、不動産業界で働いていくならば保有しておきたい資格となります。
不動産事務所には5人に1人必ず資格保有者がいなければならない
不動産業を営むならば、その事務所には5人中1人は必ず資格保有者が必要となります。
この要件を満たさなければその事務所は業を継続する事が困難になります。
その為、資格保有者は優遇される傾向にあります。
不動産屋さんで働いている人が必ずしも宅建を持っているというわけではないので、会社の経営者としてみれば保有者は非常に重要な人間という事になります。
宅建を保有している事で手当てが出る
前述もした通り、事務所側としてみれば資格保有者は非常に重要ですので、手当が出る事が多いです。
会社によって様々だと思いますが、好待遇になる事も多いですし、転職などにも武器になります。
個人開業が可能になる
ある程度長く勤めていくと、独立する人も出てくると思います。
その為にはやはり宅建が必要になります。
個人開業をするためには、宅建業免許が必要になります。
その免許の許可を頂くためには、まず資格保有者というのが必須条件になります。
従業員が保有しているという事でも大丈夫ですが、最初から従業員を雇って開業できる人ばかりではないでしょうし、開業当初はできる限りかかるお金は最小限にしたいものです。
その他にも事務所要件など様々な条件はありますが、まず最低でも宅建保有が条件となります。
なので保有していれば、独立する事はいつでも可能です。
そういった意味からも独立心が強い方にはうってつけの資格と言えます。
不動産の知識に詳しくなる
宅建は多少の勉強では太刀打ちできないほど難化しています。
その為、合格できるレベルになっていると結構な知識量になっています。
そうなれば不動産の売買、賃貸を借りるときなどに理解ができる状態になりますので、騙されたり失敗するケースが少なくなります。
そういった知識の蓄積が財産になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
個人的には非常に苦労した資格の一つですが、今まで取得した資格の中で一番役に立っているなと感じている資格です。
私自身あまり有能ではなく、今まで取ったものはあまり現実の役に立つものがなかったのですが、宅建は取っておいてよかったと思えます。
大変な勉強量ではありますが、チャレンジしてみる価値はあります。
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