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こんにちは。フミです。
基本的に金融知識がない経営者というのは上手くいかないと思っています。
トップセールスマンの人が独立するというのはよく聞く話ですが、必ずしもそういう人がうまくいくとは限らないのが経営です。
会社ではトップセールスだったかもしれませんが、それは会社のほかの業務を経営者やほかの部署がやってくれていたことを忘れてはいけません。
なので売れているから成功するというわけでもないのです。
経営者に求められるものは、全体像を把握できる人間です。
つまりすべて自分でできなくとも、全体的にやり方、やるべきこと、ルールなどは知っていて、それをやってくれる人間がいるか、もしくは自分でやらなくても外注すれば対応できるのかといった経営判断ができるのが経営者です。
トップセールスマンにありがちなのは、攻めは一流ですが、守りがイマイチということも珍しくありません。
また、決算書が読めない、税金を知らない、経理を知らないというのもよくよくあります。
これでは銀行相手に会話が成立しませんし、決算もすることができません。
決算書が読めるのは最低条件です。
こういうとすぐ簿記の資格という話になりがちな人も多いですが、資格云々よりも読めるかどうかがポイントです。
経理も税理士の資格が必要なわけではなく、わかるかどうかです。
リフォームに関しても資格ではなく、わかるかどうかです。
こういったマルチな対応ができなければ基本的に経営者になるべきではないと思います。
