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こんにちは。フミです。
今回は築古でよくあるキッチンの底板の腐りについて書きたいと思います。
上記の画像のような状態になり、苦労している人も多いと思われます。
目次
キッチンの底板はなぜ腐る?
築古でキッチンの棚を開けると高確率で遭遇するこの底板の腐りですが、原因としては湿気が主な物です。
底板は木材ですので、何かしらの湿気が原因で腐食が進みます。
また、入居者さんの管理状況がずさんだとなるケースもあります。
今までで一番多かった原因はコレ!
幾度となく経験してきたものではありますが、今までで一番多かった原因はここです。
排水トラップからの水漏れです。
特にシンクとの接合部からのにじみが非常に確率が高かったです。
修理方法としては、接合部のパッキン交換で収まるケースが多いです。
しかし、最近のシンクはステンレスと言えども、素材が良くないものが多い為、腐食によるピンホールが空いたりします。
そうなるとパッキン交換では止まらないですので、基本的にはキッチン入替となります。
どうしてもキッチンを変えたくない場合は・・・
どうしても費用的な問題でキッチンを変えたくない場合は、この排水トラップの周りをコーキングで埋めてしまうという荒業があります。
保障はできませんが、結構回避できます。
底板の腐食に関しては、大工さんに頼んで上張り、もしくは貼り直しをして頂けば改善できます。【ですが、水漏れをそもそも止めないとすぐ同じ状況になります】
ただ、それすらも費用を抑えたいというのであれば、セルフという事になりますが、やってやれない事はありません。
私がよくやるのは、化粧ベニヤを使って上張りする方法です。
【あまりに腐食がヒドイ場合はこの方法は使えません】
塗装すれば強度が上がるという人がいましたが、何の意味もありませんのでやめましょう。
必要な道具は、
大カッター
排水ホースを通す穴を開ける道具
【私はインパクトに穴を開けられるアタッチメントを付けて使用しています】
ボンド
で大体行けます。
あくまで下地の強度が残っていればできるやり方ではありますが、数千円程度で修繕可能ですのでお勧めできます。
タイルカーペットを敷くのもアリ
ちょっと荒業ですが、タイルカーペットを敷いてしまうのもアリです。
特殊な道具もいりませんし、カッターさえあれば誰にでもできます。
ただ強度が上がるわけではないのでご注意を。
まとめ
築古物件はこういった設備関係の劣化が見え始めるころ合いのものが非常に多いです。
こういった対処をどうしていくのかがコストカットに結びつきますのでアイデアが大事ですね。