こんにちは。フミです。
先日子供と話をしていて話題になったことがありますので、今回はそれについて書きたいと思います。
目次
1人暮らしと、実家暮らし
話題になった内容は、卒業後就職するという話ではありましたが、その際に一人暮らしをしないと独り立ちできないという事でした。
個人的にも確かにその通りだと思っています。
親から離れる事で身に付く事は多いと思います。
私の息子が言っていた事は、最初は給与もあまり高くない状態で住居費や食費、光熱費、車、通信費などを引いていったら残らないか下手をすると赤字になる可能性があるので、最初は実家に住んで住居費を掛けず、全力で資金を貯めた方がいいという話でした。
どちらも間違ってはいないと思いますし、価値観の問題だと思います。
しかし、問題だと感じたのはこの後で、足りなかったら親から仕送りしてもらえばいいという言葉でした。
仕送りをしてもらう事を前提に考えているのに、独り立ちという言葉を使うのは少々おこがましいのではないかと感じてしまいました。
両親が年をとったらどうするつもりなのでしょうか?
お金の事を教えて貰っている子が少ない
結構前から感じている事ではありましたが、お金の事を満足に教えて貰っている子がそもそも少ないと思っていました。
スマホを預けられれば使いたい放題使って高額な通信費になっている人もいましたし、ゲームなども欲しいものがあればかなり高額なものでも普通に持っていました。
そうなれば、いざ自分が一人で暮らす時に実際にいくらかかるのか?という現実的な部分をほとんど知らずに社会に飛び込む事になります。
それだけ欲しい物が与えられた環境にいれば、お金がない事に我慢できず、下手をすれば足りない分はカードローンを使ったりしてしまうかもしれません。
最初はお金を稼ぐのは大変
一部の人を除けば、ほとんどの人が就職という道を選びますので、実際そこで初めてお金を稼ぐ事の大変さを知る事になります。
いいとこ手取り10万後半位、都市部であればもう少し高いかもしれませんが、その分固定費が高い傾向にありますので、実質的な手残りはほぼ一緒です。
これで一人暮らしをして満足な暮らしができるかと言われれば、なかなか大変なのではないでしょうか?
今までは両親が払ってくれていたものがすべて自分で払う事になるわけですので、想像以上に苦しい生活のはずです。
意味もなく大学に行くのはナンセンス
では学生であればいいのかと言われればそんなことは当然ありません。
個人的な考えではありますが、特に目標もなく大学に行くのは非常にナンセンスだと思っています。
行かなければ達成できない目標があるのであれば意義のある進学と言えますが、やりたい事がないからとりあえず大学に行くという人が結構な数がいます。
私立大学に一人暮らしで進学するとすれば、おおよそ4年で1000万かかります。
普通の家庭であれば、全力で貯めて10年かかる金額です。
単純に考えれば高卒で就職して年収250万だとしても、4年で2000万の差が出る計算になります。
2000万あったら小さい中古のアパートが現金で購入できてしまいます。
それだけでなく何かできそうな金額ですよね。
小さい頃からお金の勉強はさせるべき
結局の所、かかっているお金の重さを知らないとこういった安易な考えも出てきてしまうのではないかと思っています。
勿論頑張っている人はいますし、有意義な使い方をしている人もたくさんいます。
しかし、これだけ世帯年収が下がってきている現状で、両親、あるいは未来の自分に奨学金という名の借金を背負わせるのはリスクが大きいと言えます。
必要なのであれば、全然問題ありませんが、やはり子供にも大なり小なりお金の勉強はさせるべきです。
まとめ
小さいときはある程度仕方のない事だと思いますが、子供にお金の話をするのは早いという人も多くいます。
しかし私は早すぎる事はないと思っていますし、むしろ知らない事によるリスクの方が高いと思っています。
学校では教えてくれない事を教育していくことも大切な事だと思います。
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